テレビで、「ある日突然・・・家族が・・・認知症になった~密着365日!若年性アルツハイマーと闘う」というスペシャル番組を見ました。
麻布高校を優秀な成績で卒業し、東京大へ・・・エリートとして活躍していたのに若年性アルツハイマー病と診断され、仕事を辞めざるを得なかった50代の男性患者さん。
旦那様が一生懸命面倒を見ながら生活していましたが、8か月前の取材と比較して次第にできることが少なくなり、徘徊などの症状も出現。進行していく若年性認知症に悩み、大きな決断を迫られた70代の女性患者さんとその家族。
定年を前に若年性アルツハイマー病を発症し、子宮がんを克服した奥様と支え会いながら、講演やデイサービスの送迎介助などをしながら、頑張る患者さん。
50代の患者さんは、発症してまだそれほど年数が経っていないため、ある程度自分の病気の状況が分かっている部分もあります。突然の記憶障害などの病状が進行していく中、自分のプライドや誇りも含め、どう社会生活と折り合いをつけ生きていけばよいかを考えていかなければならず、相当の葛藤があったと思います。
番組を見て感じたことは、患者の皆さんが自分を支えてくれる家族に対して、感謝の気持ちを持っているということ。そして、周りの家族の皆さんもアルツハイマーの患者さんをとても大切に思い、愛し、病気の現実を受け入れながらも、今できることは何か?ということを模索しながら、前向きに積極的に生きているということ。
とはいえ、実際に毎日患者さんと接している家族には、思い通りにいかずいらいらすることや、憤りも当然あると思います。きれいごとでは済まされないことも多々あるでしょう。しかし、そうした厳しい状況の中、愛する人を心から大切に思う超越した夫婦愛や家族愛といったものを強く感じました。
順天堂大の先生が番組でおっしゃっていましたが、「現在の医学水準では、残念ながらアルツハイマー病が完治するということは難しく、次第に症状が進行し、最終的には家族のことがわからなくなっていしまうことも多いです。しかし、研究は進歩していることも事実。5年、10年後にはもっと新たな治療薬も出るでしょう。」とのこと。番組のリポートを見て、医学の進歩を期待し、アルツハイマーの画期的な治療薬が開発されることを願いたいです。
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