歯科医師国家試験低合格率の大学の歯学部定員削減へ
文部科学省の有識者会議で、歯科医師国家試験の合格率が低い大学に対し、入学定員の削減を求めていくとする提言がまとまりました。
患者の数に対し歯科医師の数が多く、飽和状態。確かに街を歩けば、美容室と歯医者はたくさんありますよね。そうした状況の中で、学生の歯学部離れも進んでいるようで、最近5年間で3分の1以上も志願者が減少した大学が10校以上あるようです。当然、人気のない学校では質の良い学生が集まらず、国試の合格率も悪いという悪循環のスパイラルに陥ってしまっています。
医学部では、医師不足解消のため定員増加の傾向にあるので、対照的ですね。
歯科医師の質の向上を目指すためにも、少数精鋭で充実した教育をしたほうが良いと思うので、しかるべき対応だと私は考えます。
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