« 山下達郎さん CD購入者限定ライブ初開催 | トップページ | バレンタインデーと義理チョコ »

2008年2月13日 (水)

くも膜下出血と脳死と救命病棟24時

 救命病棟24時の再放送を見ていたら、小田切医局長が突然のくも膜下出血で倒れ、脳死状態に陥り、心臓や腎臓を臓器移植で提供するといったストーリーでした。

 心停止、呼吸停止から40分、DCショックで心臓は動き始めましたが、脳死状態は回避できず、医局長は亡くなりました。私自身、家族におこった約2ヵ月半前の出来事とほとんど同じ状況であり、しんみりと思い出してしまいました。

 日本では、脳死を「脳幹を含めた脳すべての機能が不可逆的に廃絶した状態」と定義しています。脳幹は呼吸や循環など生命維持機能を司る中枢が存在しており、人間が生きていくうえで非常に重要な役割を果たしています。脳死は、事故などで頭部にのみ強い衝撃を受けた場合や、くも膜下出血等の脳の病気が原因で発生することが多いです。

 植物状態と脳死の違いは、脳幹が生きているか、いないかです。脳幹が機能している植物状態では呼吸も自分で出来ますが、機能していない脳死では人工呼吸器の助けがなければ呼吸も出来ず、呼吸が出来なければやがて心臓も止まってしまう可能性が高いのです。一見同じように見える両者には実は大きな違いがあります。

 脳死の状態でも、心臓は動いており、身体も温かく、私は脳死を人の死と考えるには正直抵抗があります。でも、治療として移植しか方法がないような難治性疾患に苦しんでいる方にとっては、脳死判定、臓器移植がもっと活発に行われれば良いのにと思う気持ちも理解できます。なかなか難しい永遠のテーマです。

|

« 山下達郎さん CD購入者限定ライブ初開催 | トップページ | バレンタインデーと義理チョコ »

コメント

 ミッキーさん、こんばんは。今の段階では本人や家族が臓器提供の意思を持つ人が脳死判定を推奨する病院でのみ、臓器移植の提供を行うという現行の制度をとっていくほかないと思います。判定基準をゆるくしたり、対象年齢を下げたりすると、脳死の人が現れるのを待ち望むような風潮が出ないか心配です。

投稿: >ミッキーさん | 2008年2月13日 (水) 21時23分

私も以前は臓器移植はとてもいいことだと思っていました。自分が脳死になったとき、本気で臓器提供しようかと思っていました。しかし家族がくも膜下出血で倒れたとき、いくら目を開けなくても、息ができなくても、体が温かい、まだ生きているんだと感じました。臓器提供を待っている方には申し訳ないですが、その人の最後を見て、人の死は心臓が止まったときだと思いました。
脳死の問題は本当に難しいですね。

投稿: ミッキー | 2008年2月13日 (水) 20時45分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/86468/10458254

この記事へのトラックバック一覧です: くも膜下出血と脳死と救命病棟24時:

» 出血適当サイト集 [出血メンバー]
出血のリンク集形式のサイト情報です。の情報収集にお役立てください。 [続きを読む]

受信: 2008年2月24日 (日) 07時08分

« 山下達郎さん CD購入者限定ライブ初開催 | トップページ | バレンタインデーと義理チョコ »