« 乙武さんがパパに | トップページ | 森光子と放浪記 »

2008年1月 6日 (日)

頻発する患者たらいまわし事件

 1月2日夜、大阪で交通事故に遭った49歳の男性が、府内の5つの救命救急センターに他の患者の処置中などを理由に受け入れを拒否され、その後死亡するといった事件が起きました。救急隊が到着した時には意識はあったというだけに、搬送が早ければ命が助かった可能性もあり、残念で仕方がありません。

 年末にも同じ大阪で89歳の女性が体調不良で救急車を要請し、30の病院をたらいまわしにされ死亡した事件が起きたばかりでした。

 こうした事件が起こると、医師の不足ということが問題になります。最近は救命救急科や産科、小児科など忙しくハードな勤務内容の科よりも、医師自身のQOLもある程度保障される緊急性の少ない科を選択する医学生が多くなっているということを耳にします。ですから、いくら医師の数を増やしても医師の科の偏在を是正しなければ問題は解決しないと思います。

 緊急医療体制の整備を充実させ、我々国民が安心できる医療システムを確立していただきたいものです。

|

« 乙武さんがパパに | トップページ | 森光子と放浪記 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/86468/9717815

この記事へのトラックバック一覧です: 頻発する患者たらいまわし事件:

» マスコミと国民の「医者いじめ」で医療が「自殺」する。 [ぷにっと囲碁!なブログ 〜囲碁とほっぺたが大好きな人の日々のつぶやき。〜]
■「たらい回し」じゃないと何度言えば…。  『医師は「魔法使い」じゃない。』の続きな。 救急5カ所たらい回し 事故の男性死亡 http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/113422/  大阪府東大阪市で2日夜、交通事故に遭った男性が、府内の5つの救命救急センターで「満床」や「治療中」などを理由に搬送受け入れを断られていたことが3日、わかった。男性は事故から約1時間後に、現場から約15キロ離れた同府吹田市の千里救命救急センターに運ば... [続きを読む]

受信: 2008年1月 7日 (月) 09時29分

» 医師は「魔法使い」じゃない。 [ぷにっと囲碁!なブログ 〜囲碁とほっぺたが大好きな人の日々のつぶやき。〜]
■「拒否」ではなくて「不可」「不能」では…。 <救急搬送拒否>交通事故の79歳女性死亡 福島(毎日新聞) - Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071114-00000127-mai-soci  福島市内の県道で11日夜に起きた交通事故で負傷した79歳の女性が、救急搬送の際に市内4病院から受け入れを断られ、病院搬送に約1時間かかっていたことが分かった。女性は事故の約6時間後、外傷性脳挫傷で死亡した。福島消防本部は「すぐに病院で... [続きを読む]

受信: 2008年1月 7日 (月) 09時31分

« 乙武さんがパパに | トップページ | 森光子と放浪記 »