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2007年9月10日 (月)

厚労省 PSAを推奨せず

 前立腺がんの腫瘍マーカーとしてよく利用されるPSA。今回、厚生労働省が指針案で「推奨せず」としました。
 そもそも腫瘍マーカーは早期がんの発見というよりは、治療効果の判定に利用されることがメインです。しかし、その中ではPSAは早期がんの発見に役立つマーカーとして人間ドック・検診でよく検査されていました。
 今回の評価には少し驚きましたが、適宜効果について評価を見直すことは重要なことだと思います。他の検査もチェックして欲しいものです。以下は9月9日の読売新聞の記事。

 前立腺がんの早期発見に有効として急速に広がる血液検査「PSA検査」について、厚生労働省研究班(主任研究者・浜島ちさと国立がんセンター室長)は、「現時点で、集団検診として(市町村や職場で)実施することは勧められない」とする初の指針案をまとめた。
 検診での早期発見による死亡率の減少効果が不明な上、精密検査などによる合併症などのマイナス面が無視できないためで、今後、PSA検査を集団検診事業として実施している全国7割の市町村は、事業の存廃を含めた対応を迫られそうだ。
 がんの集団検診の最大の目的は、検査を受けた集団のがん死亡率を下げることにある。通常、検診は早期発見に有効で、早期にがんが見つかれば、死亡率は下がるとされる。しかし、前立腺がんでは、進行の遅いがんが多く、PSA検診で、自覚症状のない男性のがんを早期に発見しても、死亡率が下がるかは不明だった。そのため、研究班は、国内外のPSA検診の有効性を調べるため約2000本に上る研究論文を検証した。

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