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2006年8月 7日 (月)

水戸済生会 心臓手術格差の実態 スーパードクター? ペーパードクター?

 水戸済生会総合病院の心臓手術問題で茨城県警が業務上過失致死の容疑で捜査に入りました。詳しい内容は今後の調査で明らかになると思いますが、現在、問題となっているのは、担当医は海外で数十例の手術経験があると自信ありげに説明したようですが、実際は2例目で未熟な手術をしたのではということでしょうか?

 日本で行われている心臓外科手術は年間約4万件、心臓血管外科専門医は約2000人といわれています。では、ひとりあたり年間20件というのは早計です。大半の専門医は年間数件、0という専門医も多いといわれています。
 専門医はスーパードクター?それともペーパードクター?

水戸済生会総合病院の心臓手術問題:未熟手術で高3死亡? 県警捜査へ /茨城

 ◇県警、業過致死容疑で捜査へ
 水戸済生会総合病院(早野信也・院長、水戸市)で04年7月、難度の高い心臓手術を受けた鉾田市に住む私立高3年の少年(当時18歳)が、手術2日後に死亡していたことがわかった。県警は業務上過失致死の疑いもあるとみて捜査する方針。遺族、病院の双方は31日に会見を開き、それぞれの主張を述べた。【三木幸治、山本将克】
 ◇心臓外科医、執刀2例目
 亡くなったのは同市上沢、プロパンガス販売業、石津洋さん(51)の長男、圭一郎さん。圭一郎さんは大動脈弁が正常に閉まらず、心臓に血液が逆流する「大動脈弁閉鎖不全症」で、04年7月に同病院に入院。同26日に心臓外科医の執刀で、本人の正常な肺動脈弁を大動脈弁に移植し、肺動脈弁に人工弁を取り付ける「ロス手術」を受けたが、28日に多臓器不全で死亡した。
 同症の手術では、大動脈弁に人工弁などを取り付ける方法が一般的だが、ロス手術は血液を固まりにくくする薬を飲まなくて済むなどの利点がある。県警は数人の医療専門家に調査を依頼。専門家のなかには「未熟な技能と乏しい経験の執刀医によって強行された結果、起こるべくして起こった事態」と指摘する声があったという。
 ◇操作や手順に問題なかった--病院側会見で無過失を強調
 病院側は会見で「インフォームド・コンセントも行い、手術の操作、手順にも誤りはなかった。やるべきことはやったと思う」と一連の手術について、過失はないことを強調した。一方で「結果については、本当に残念だと思う」と話した。執刀医はロス手術が2例目で経験が少なかったことについては「1例目も成功しており、技術力のある医師だと認識していた」とした。
 ◇信頼裏切られ、絶対許せない--遺族の会見で憤りもあらわ
 遺族は「手術の後、執刀した医師が、ロス手術をするだけの経験と技量を持っていなかったことを知った。信頼している者を裏切り、命を奪ったことは絶対に許せない。病院でしたことは人体実験だ」「手術の経験のない先生だと知っていたなら、危険を冒してまで大事な息子の命を預けることなど、絶対にあり得ません」と憤った。
(毎日新聞) - 8月1日13時2分更新

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