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2006年6月26日 (月)

医療事故 3

 今回は医療事故の報道について考えてみます。とくに最近は、慈恵医大青戸病院、C型肝炎、埼玉医大耐性菌などの事件のみならず、奈良の医師家族、青梅の医師による放火など医師・病院の関与した事件が連日、世間を賑わしています。報道を見聞していると医療はもちろん世の中がどんどんおかしくなっていくようで不安を感じずにはいられません。

 医学は確率論で語られます。残念ながら世の中に絶対安全な医療はありえないと思います。事故にあった当事者のことは気の毒であり、同情もします。私自身もできれば事故にあいたくはありません。ただ、医療におけるミスは絶対に許さないという患者さんやマスコミの対応は、現場のお医者さんに多大な影響を与え、医療の萎縮につながる可能性があります。現に福島の産婦人科の事件後、お産を取り扱わない病院が増えたそうです。

 私たちは報道によって、多くの情報を知ります。TV、新聞、インターネットなど私のブログに比べると、影響力は絶大です。客観的で冷静な報道により、事故の原因を追求し、同様の事故をどのように減少させれるか、世論を誘導することを期待します。

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